筋膜アトラス完全攻略クイズ:第8章「下肢の筋膜」編

ついに最終章です!第8章は**「下肢の筋膜」です。ここには、歩行やバランスに欠かせない「腸脛靱帯(ITT)」「足首の支帯」、そして「足底筋膜」**など、臨床で最も重要となる組織が次々と登場します。

最後の攻略クイズ、全問正解を目指して頑張りましょう!


第8章は、重力に抗して体を支える強力な筋膜システムを学びます。下肢の筋膜は、単に筋肉を包むだけでなく、全身の循環や関節の安定を精密にコントロールしています。


【第1問】大伏在静脈を包む「特殊な部屋」

下肢の浅筋膜は、**「大伏在静脈(だいふくざいじょうみゃく)」を保護するために2つの層に分かれ、特別な通り道を作っています。この構造を「〇〇〇〇・コンパートメント(区画)」**と呼びます。

【第2問】大腿筋膜(Fascia lata)の役割

太ももを包む深筋膜である「大腿筋膜」は、その強靭な構造から、筋肉を圧迫して静脈の還流を助ける**「何」**のような役割を果たすと表現されていますか?

【第3問】腸脛靱帯(ITT)の「エンジン」

大腿筋膜の側面が厚くなった「腸脛靱帯(ITT)」には、2つの大きな筋肉が挿入して張力をコントロールしています。「大腿筋膜張筋(TFL)」と、もう1つは何でしょうか?

【第4問】支帯(Retinaculum)の正体

足首や膝にある「支帯」は、かつては独立した靭帯と考えられてきました。しかし本書では、**「〇〇筋膜が局所的に肥厚(ひこう)したもの」**であると定義されています。〇〇に入る言葉は何でしょうか?

【第5問】捻挫と支帯の感覚

足関節捻挫の後遺症において、靭帯の損傷だけでなく、支帯に含まれる**「ある感覚器」**の変性が、関節の不安定感や痛みの原因になると指摘されています。その感覚器の総称は何でしょうか?

【第6問】足底筋膜(足底腱膜)の構造

足の裏にある「足底筋膜」は、手にある何という組織に相当する構造であると述べられていますか?

【第7問】下肢の「高密度化」

下肢の筋膜痛や滑走不全の主な原因として、線維そのものの変化ではなく、組織間の**「〇〇〇〇〇」**の粘性が増して、滑りが悪くなることが挙げられています。この物質名は何でしょうか?


【解答一覧】

  1. サフェナス・コンパートメント
    • 解説: 浅筋膜が静脈を包み込むことで、血管を保護し、その開口性を維持して血液を心臓へ戻すのを助けています。
  2. サボートストッキング(弾性ストッキング)
    • 解説: 深筋膜が筋肉の膨らみを抑え込むことで、筋ポンプ作用を最大限に高めています。
  3. 大殿筋
    • 解説: ITTは、大殿筋と大腿筋膜張筋の力を膝まで伝えるための「巨大な腱」としての側面を持ちます。
  4. 深筋膜
    • 解説: 支帯は独立した靭帯ではなく、深筋膜が厚くなって強靭になった部分であり、腱を骨に押し付けたり、センサーとして働いたりします。
  5. 固有受容受容器(またはメカノレセプター)
    • 解説: 支帯にはパチニ小体やルフィニ小体が豊富です。ここが捻挫でダメージを受けると、脳が関節の位置を正しく把握できなくなります。
  6. 手掌腱膜(しゅしょうけんまく)
    • 解説: 足底筋膜は、手のひらの手掌腱膜と同様に、強固な線維構造で足を保護し、アーチを維持しています。
  7. ヒアルロン酸
    • 解説: 不動や使いすぎによりヒアルロン酸がネバネバ(高密度化)することが、下肢の重だるさや痛みの根本原因となることが多いです。

出典:Carla Stecco 著『筋膜系の機能解剖アトラス』第8章

全8章、お疲れ様でした!このクイズが学習のお役に立てれば幸いです。

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