第4章では、**頭部と頸部(首)をターゲットにします。この領域の筋膜は、表情を作るだけでなく、「身体のバランス(平衡感覚)」**を司るセンサーとしての役割が非常に強いのが特徴です,。
【第1問】頭頸部を包む「浅い層」の正体
頭頸部全体の浅層には、連続した線維脂肪層が存在します。これは場所によって名称が変わりますが、これらを総称して何という筋膜と呼びますか?
【第2問】表情筋を操る「〇〇〇〇」
顔面の浅筋膜は表情筋を包み込み、筋肉の収縮を皮膚に伝えて繊細な表情を作るためのネットワークを形成しています。このシステムの名称を何と呼びますか?
【第3問】頸部の深筋膜「3つの層」
頸部の深筋膜は、深さによって3つの層(層板)に分けられます。それぞれ「浅層(被覆筋膜)」、「〇〇層」、「深層(椎前筋膜)」ですが、真ん中の層は何と呼ばれますか?
【第4問】「投資筋膜」が包む2つの大物
頸部の深筋膜の第1層(浅葉)は、首を襟のように取り囲み、2つの大きな筋肉を包み込んでいます。1つは「胸鎖乳突筋(SCM)」ですが、もう1つは何という筋肉ですか?,
【第5問】めまいや頭痛に関連する「センサー」
頭頸部の筋膜には、固有受容容器(センサー)が非常に豊富に含まれています,。目や耳の情報と統合して姿勢を制御するこの感覚システムを、**「頸部〇〇〇〇系(CPS)」**と呼びますか?
【第6問】慢性頸部痛(CNP)の物理的変化
慢性的な首の痛み(CNP)を持つ患者では、健康な人と比べて胸鎖乳突筋(SCM)や斜角筋の周囲にある「ある組織」が分厚くなっていることが判明しています。何が増加していると考えられていますか?
【第7問】首の「前屈」と「喉の圧迫感」
頸部の深筋膜の浅葉は、前方の正中線上で左右が融合して**「頸部〇〇」**を形成します。ここが硬くなると、首を前に曲げた時に喉元の圧迫感を引き起こすことがあります。〇〇に入る言葉は何ですか?
【解答一覧】
- 浅筋膜
- 解説: 頭部では帽状腱膜、顔面ではSMAS、頸部では広頸筋を包む層として連続しています。
- 表層筋腱膜システム(SMAS)
- 解説: 表情筋の収縮を調整する三次元的なネットワークで、加齢によるシワやたるみにも大きく関与します,。
- 中間層(気管前筋膜)
- 解説: 舌骨下筋群を包み、さらに深層では甲状腺や気管、食道などの内臓を保護しています,。
- 僧帽筋
- 解説: 胸鎖乳突筋と僧帽筋は、筋膜学的には同じ「深筋膜浅葉」という袋の中にあり、機能的に連結しています,。
- 固有受容
- 解説: 頸部固有受容系(CPS)と呼ばれます。この筋膜が過緊張になると、めまいやフラつき(平衡感覚の乱れ)が生じることがあります。
- 疎性結合組織(またはヒアルロン酸を含む層)の厚み
- 解説: 線維そのものよりも、その間にある滑走層が「高密度化」して厚くなることが痛みの原因になると考えられています。
- 頸部白線
- 解説: 左右の筋膜が中央で合わさるラインです。頸部前屈時の圧迫感は、このライン周辺の滑走不全が関与することがあります。
出典:Carla Stecco 著『筋膜系の機能解剖アトラス』第4章

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