あなたは大丈夫?40代から始まる“ロコモ・フレイル予備軍”チェック!

🏃‍♂️自分の身体、今どんな状態?

ロコモ・フレイルを知って、簡単セルフチェック!


🔹まずは知っておきたい「ロコモ」と「フレイル」

私たちの身体は、年齢とともに少しずつ変化していきます。
でも、**「まだ大丈夫」**と思っているうちに、実は体の衰えが進んでいることも。

🦵ロコモ(ロコモティブシンドローム)

➡ 運動器(筋肉・関節・骨)の衰えで、「立つ・歩く」が難しくなる状態。
放っておくと、転倒・寝たきりのリスクが高まります。

🍃フレイル

➡ 心身の活力が低下して、健康と介護の間にいる状態。
「最近疲れやすい」「外に出るのが面倒になった」などがサイン。
放っておくと、要介護状態につながることもあります。


⚠️ここに当てはまったら要注意!

  • 片足立ちで靴下がはけない

  • 階段を上るのがつらい

  • 歩くスピードが遅くなった気がする

  • つまずくことが増えた

  • 体重が2〜3kg以上減った

  • 「最近出かけるのが面倒」と感じる

いくつか当てはまる人は、ロコモやフレイルの入り口にいるかもしれません。


✅簡単セルフチェックしてみよう!

✅ ロコモ/フレイル簡易セルフチェックリスト

以下の項目を 「はい(当てはまる)/いいえ(当てはない)」 で答えてください。
「はい」が多いほど、身体・生活習慣の衰えのサインが出ている可能性があります。

A.運動・身体機能面

  1. 片脚立ちで靴下がはけない/履くのに手助けが必要である。

  2. 家の中でつまずいたり、滑ったりすることがある。

  3. 階段を上る・降りる時、手すりがないと不安/助けが必要。

  4. 2 kg 程度の買い物(牛乳パック2個分程度)をして持ち帰るのが困難である。

  5. 続けて15分くらい歩くのが難しい/疲れやすい。

  6. 最近、身体を動かすこと(立つ・歩く・荷物を運ぶなど)が以前に比べて「つらい」「億劫だ」と感じる。

  7. 腰・膝・関節・脚などに痛み(またはしびれ)があり、日常動作に影響が出ている。

B.生活習慣・日常動作・社会活動面

  1. 最近、外出や人に会うのが面倒になってきた/外出する頻度が減ってきた。

  2. 食欲が落ちてきた、または体重が2〜3㎏以上自然に減ってきた。

  3. 家の軽い仕事(掃除・布団の上げ下ろし・洗濯など)が以前より困難に感じる。

  4. 「気分が落ち込みがち」「以前より疲れやすい」「活力が低下している」と感じる。

  5. 誰かと会う機会・社会的な交流・地域活動への参加が少なくなってきた。


🔍 判定の目安

  • はい:0〜2個 → 今のところ大きなサインは少なめ。ただし継続チェックを。

  • はい:3〜5個 → 衰えの予備軍。早めに運動・生活習慣を見直しましょう。

  • はい:6個以上 → かなり注意レベルです。身体機能・生活習慣ともに影響が出始めている可能性あり。専門家(理学療法士・医師など)への相談を検討してください。


📚 参考文献(主なもの)

  1. 日本整形外科学会 「ロコモチェック(7項目)」「ロコモ25」など。 locomo-joa.jp+2locomo-joa.jp+2

  2. 佐竹昭介, 他. 「基本チェックリストとフレイル」『老年医学雑誌』55(3):319-328, 2018. J-STAGE+1

  3. 公益財団法人長寿科学振興財団「フレイルの診断と予防」ウェブページ。 長寿科学振興財団+1

  4. 阿部紀之, 他. 「社会的フレイルの指標に関する文献レビュー」日本老年医学会誌 58:24-35, 2021. jages.net

🔸まとめ

  • ロコモ=運動器の衰え

  • フレイル=心身の活力低下

  • どちらも早期発見・対策がカギ!

  • セルフチェックで、自分の今を確認してみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました