あと10年、元気に動くために。今日からできる簡単ウォーキング法

健康寿命って、意外と短いかも?

  • 日本は長寿国だけど、「健康に動ける期間」=健康寿命は平均寿命よりだいぶ短いんです。

  • 男性は平均寿命80.8歳に対して健康寿命71.2歳。女性は87.0歳に対して74.2歳。

  • つまり、最後の9〜12年くらいは不調や介護が必要になることが多いってこと。

  • 将来の自分を思うと、ちょっとドキッとしますよね。


運動で差を縮めよう!

  • 健康寿命を伸ばす一番のカギが体を動かすこと

  • 難しい運動じゃなくてOK。まずは「歩く」から始められます。

  • 目安は、

    • 18〜64歳:強めのウォーキングを毎日60分くらい

    • 65歳以上:強さは問わず、合計で週10メッツ・時(ゆるい運動でもOK)


話題の「インターバル速歩」って?

  • やり方はカンタン

    1. 速歩を3分(ちょっと息が弾むくらい)

    2. 普通歩き3分

    3. これを何回かくり返すだけ!

  • 週トータルで速歩が60分以上になるのが目標。

  • この方法、普通のウォーキングより、

    • 持久力アップ

    • 脚の筋力アップ

    • 生活習慣病リスクの減少
      といった効果がしっかり確認されています。


運動+栄養でパワーアップ

  • 運動のあとにたんぱく質+少しの糖質をとると、

    • 筋肉量・筋力の増加

    • 血流や体力の改善
      がより期待できます。

  • 高齢者でも効果が出るので、運動後の「軽くプロテイン+バナナ」みたいな組み合わせはおすすめ。


続けるコツは“ゆるく・楽しく”

  • 最初から完璧を目指さない。

    • 週1回10分からでもOK。

    • 通勤で一駅歩く、階段を使うなど、日常の中で工夫。

  • 仲間と一緒にやると続きやすい。

  • 体力や持病に不安があるときは、医師や専門家に相談を。


まとめ

 

  • 日本人の健康寿命と平均寿命の差は約10年

  • インターバル速歩+運動後の栄養補給は、手軽で効果的。

  • 自分のペースで、無理なく少しずつ習慣化してみましょう。

 

 

参考文献

岡崎 和伸(2017). EXERCISE: THE WAY TO EXTEND OUR HEALTHY LIFE-SPAN. 日本生理人類学会誌, 22(1), 39-46.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpa/22/1/22_39/_pdf

コメント

タイトルとURLをコピーしました